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秘色
category: blog / posted 2009/02/18
思わずため息が出てしまいそうな
うっとりする微妙な色合い。
みんなさん、このアンティークアジサイを見ると
“何ともいえない色ですよね・・・”と、ため息混じり
確かに。 表現しにくい色ですよね。
ブルーでも、パープルでも、グレーでもなく・・・錆御納戸(さびおなんど) 瓶覗(かめのぞき)
錆浅葱(さびあさぎ) 舛花色(ますはないろ)
薄藍(うすあい) 浅縹(あさはなだ) 秘色(ひそく)馴染みのない、言葉。
ぷっと笑ってしまいそうな言葉もありますが・・
でも、全てこのアンティークアジサイに入っている色の名前なんです。
日本の伝統色。日本の伝統色は、主に草木から染め出した物が多く
また、桜色(さくらいろ) 杏色(あんずいろ) 胡桃色(くるみいろ) など
心和む名前もたくさんあります。伝統色の名前の由来や、いわれなど秘密を知ると奥が深く
物の色に対する、見方や捉え方が少し変わってきて
色に愛着が湧いてきます♪
ニビイロ
ゲントウキの「鈍色の季節」。
なんだか、久しぶりに聴いてみたくなりました。